ドクター紹介
院長・歯科医師
日本口腔外科学会 専門医
口腔インプラント学会 専門医
中山 雪詩
Yukishi Nakayama

経歴
2010年 | 福岡歯科大学歯学部 卒業 |
2010年 2011年 2012年 2013年 2013年 2014年 2015年 2020年 2024年 | 佐賀大学医学部付属病院歯科口腔外科 初期研修医 佐賀大学医学部付属病院救急救命センター 医員 佐賀大学医学部付属病院 麻酔科蘇生科 医員 佐賀大学医学部付属病院救急救命センター 医員 佐賀大学医学部付属病院歯科口腔外科 医員 日本口腔外科学会認定口腔外科 認定医 取得 医療法人 敬愛会 佐賀記念病院歯科口腔外科 科長 佐賀大学医学部付属病院歯科口腔外科 研修登録医 佐賀大学医学部附属病院 臨床協力医 日本口腔外科学会認定口腔外科 専門医 日本口腔インプラント学会 専門医 取得 |
所属学会・資格
- 日本口腔外科学会 専門医(第2770号)
- 日本口腔インプラント学会 専門医(第1639号)
- 口腔科学会
- 日本歯科麻酔学会
- ACLSプロバイダー(American Heart Association 公認)
- BLSプロバイダー(American Heart Association 公認)
学術(学会)賞 ・論文・著書等
- 第54回日韓顎顔面外科学会 ポスター賞
- 中山雪詩、山下佳雄、下平大治、檀上 敦、野口信宏、後藤昌昭:「下顎歯肉癌術後の TS‐1隔日 投与中に認められた著しい皮疹の1例」 第45回日本口腔外科九州支部学術会 2013.6.8
- 中山雪詩、桑原五郎、下平大治、檀上 敦、山下佳雄:「大学病院と病院歯科により良好な咬合再建が行えた2例」 第64回日本口腔外科学会総会学術大会 2019.10.26
- 中山雪詩、桑原五郎、大橋 順太郎、檀上 敦、山下佳雄:「上顎歯肉癌術後に対してガイドサージェリーを活用してインプラント治療を行った1例」 第65回日本口腔外科学会総会学術大会 2020.11.23
- 中山雪詩、山下佳雄、檀上 敦、後藤昌昭:「高齢者におけるデジタルワークフローのインプラント治療の有用性」 第32回日本口腔インプラント学会九州支部学術会 2015.1.31
- 中山 雪詩:「コンピューターガイデッドサージェリーの現在」 第47回顎顔面インプラント学会教育研修会 ランチョンセミナー プログラム抄録集 14〜15頁 2022.8.28
- 中山 雪詩、山下佳雄:「ダイナミックナビゲーションシステムを用いたインプラント手術−様々な症例への対応−」 第52回日本口腔インプラント学会学術大会イブニングセミナー1 プログラム抄録集 109頁 2022.9.24
- 中山 雪詩、大橋 順太郎、合島 怜央奈、檀上 敦、山下 佳雄:「動的ナビゲーションシステムを活用した即時荷重治療」 第52回日本口腔インプラント学会学術大会 プログラム抄録集 201頁 2022.9.24
- 中山 雪詩、山下佳雄:「インプラント治療における骨造成の勘所−Decision Treeを−」 第52回日本口腔インプラント学会学術大会イブニングセミナー1 プログラム抄録集33頁 2023.9.17
- 中山 雪詩、大橋 順太郎、山下 佳雄:「重度歯周炎患者に対して,全顎インプラント治療を行った1症例」 第41回日本口腔インプラント学会九州支部学術大会 2024.1.20
- 中山 雪詩、桑原五郎、合島 怜央奈、森 啓輔、下平 大治、檀上 敦、山下 佳雄:「顔面骨骨折に伴う前歯欠損に対して患者背景を考慮してインプラント治療を行った1例」 第22回公益社団法人日本顎顔面インプラント学会総会・学術大会 2018
- 中山 雪詩(2023)「日本歯科評論 2023 3月号電動式骨手術器械 KAVO マスターサージ LUX」
プロフィール
福岡歯科大学歯学部卒業後、佐賀大学医学部歯科口腔外科学講座に入局し、佐賀記念病院歯科口腔外科科長として11年にわたり臨床・研究・教育に従事。審美インプラントから大規模な骨造成、さらには佐賀大学臨床協力医として顎骨再建インプラントまで難症例を含む豊富な症例実績を有する。
各種講演やセミナーを通じて世界水準のデジタルインプラント治療の情報発信を行い、歯科医師の教育にも継続して力を注いでいる。
Dr.インタビュー
佐賀県出身の中山先生は、インプラントと口腔外科の両方の「専門医」資格を持つ、全国的にも数少ない歯科口腔外科分野のスペシャリスト。世界水準の治療技術とともに、実直で気さくな人柄から地域の多くの患者さん、医師・スタッフとの厚い信頼関係が築かれている歯科医師です。
そんな中山先生に、インプラント治療のことや、日々の診療で大事にしていること、患者さんに伝えたいことなどをインタビューしました。
Q. これまでも多種多様なインプラントの症例に対応してこられた中山先生ですが、実際にどのような主訴(お悩みごと)で相談に来られる患者さんが多いのでしょうか。
ご来院される患者さんの主訴としては、詰め物が取れた、差し歯が取れた、ベロが痛いなど…それこそ千差万別です。中には、すでに何度も治療を繰り返してこられた患者さんや、都心まで出向かれて高額な治療を受けたにも関わらず、口腔内が崩壊して食べることに苦労されている患者さんも多数目にしてきました。
私は佐賀市の大学病院や総合病院にて長年勤務医をさせていただきましたが、そうした患者さんの中には口コミや主治医の先生のご紹介などでこちらに来院されて「来てよかった」「もっと早く来ればよかった」と仰る方も沢山いらっしゃいました。
そうした背景から、都心に行かずとも“佐賀でエビデンスに基づいた高精度のインプラント治療を完結できる”身近な歯科医院の必要性を強く感じ、ここ「佐賀中央歯科・口腔外科」の開設に至りました。
Q. 年々、歯科インプラントも私たちにとって身近な医療となってきているように感じますが、改めてどのような治療か教えてください。
歯科の治療は削る・抜くといった元に戻ることができない(不可逆的な)治療が多くを占めていますが、インプラントは唯一“歯を復活させる治療”であると考えています。
また、歯科インプラントの本来の目的は、歯の『機能を回復する』ことにあります。食べ物を噛み砕いて消化しやすくする、発音や発声を助ける、表情を作る、顔の形を整える、体の姿勢を保つ、脳に刺激を与えるなど。そして、インプラントは残っている歯の健康寿命を保ち、口腔機能の崩壊を防ぐための治療といえます。
だからこそ、長期的に安定するインプラント治療を行うには、治療する歯だけでなくお口全体(一口腔単位)で考える治療をしなくてはなりませんし、相応の技術と知識が必要となります。
インプラント治療を受けられて「人生が変わった」「第二の人生になった」という患者さんや、一本の歯を無くして、ちょっと困ってたけどインプラントで治ってよかったという患者さん、歯がほぼ無い状態から1 日で歯が全部入って笑顔で帰られた患者さんもいらっしゃいます。
まとめてだと治療費も高くなってしまいますが、一本の治療であれば比較的安く済みますし、手術も早く簡単に済みますので、お一人で悩まず是非なるべく早めに相談に来てもらえたらと思います。
Q. 日々の診療を行う上で、特に大事にしていることは何でしょうか。
患者さんとの信頼関係を構築してから治療を進めていくことです。そのために、インフォームドコンセント(分かりやすい説明と同意)を重視して、患者さんご自身に理解を深めていただく診療を大事にしています。
特にインプラントは他の歯科治療に比べ負担や治療期間がかかる医療ですので、患者さんが心から「この治療を受けたい」と思ってからでないと出来ないものだと私は考えています。
理解や納得のペースもまた患者さんそれぞれですので、当院では迷っている患者さんに無理に治療を勧めることはしません。「迷っているようでしたら、まずは保険診療にしましょう」と提案することもあります。
他の治療の選択肢や、将来的な健康に関わる可能性なども踏まえてしっかりと事前に話し合い、“患者さんにとって最善の治療”をご提供しています。
そうして一人ひとりの患者さんと、そのご家族との信頼関係を大切に築き上げ、院内のスタッフ、医科・歯科の周りの先生方と協奏(連携を密により良い医療を提供)する医院として、長くお付き合いを大事にと日々の診療に臨んでいます。
Q. 診療を通じて、患者さんに伝えたいことはありますか。
“口腔管理の大切さ”を、引き続きお伝えしていきたいと思っています。歯がない状態の場合、喉の飲み込む(嚥下)の力で何とか食事ができているわけですが、厳密には奥歯を噛んだ状態で飲み込むのが通常です。元気なうちに治しておかないと次第に喉の筋肉も衰えてゆき、食べたいものを食べられなくなってしまいます。
適切な治療や口腔管理の正しい知識を得られないまま、歯を失って長い期間を不自由に過ごされてきた方を多数目にしてきましたので、歯の状態が悪くなってからの治療や問題のある部分のみを治療して終わるのではなく、患者さんご自身に口腔機能の重要性を認識していただくことと、正しい予防法を身につける手助けができるようにと努めています。
そうした想いから、当院では治療前後の予防プログラムに力を入れ、地域の訪問歯科診療にも積極的に取り組んでいます。一人でも多くの患者さんが、可能であれば自分自身の歯で苦労なく笑顔で食事ができるように、お口の健康から皆さんの健康寿命の延伸に貢献したいと、そう願っています。
これからもスタッフとともに、患者さん一人ひとりの生活に寄り添う診療を通じて幸福へのお手伝いができれば幸いです。
Q. 共に患者さんを支えるスタッフの働く環境にも注力しているとお聞きしました。どのような取り組みをされているのでしょうか。
歯科医師やスタッフの心に余裕が無い場合、それは患者さんにも伝わるものですので、患者さんに常に最善の医療をお届けするには、スタッフの人数や予約時間などを含めすべてにおいて医院としての余裕が必要だと考えています。 当院ではスタッフの技術、接遇においても教育に充分な時間をとり、特に受付と診療室の連携をしっかりと行い患者さんをスムーズにご案内できるようにしています。診療は予約優先制として予約時間に治療を開始し、予定時間に終了できるようデジタルツールや最新の設備を導入しています。
また、高度かつ密度の高い診療に特化することは、スタッフがより大きなやりがいを得られる環境に、ひいては残業時間の削減や人数を配置できるようになりスタッフが安心して働ける場を提供できるようになります。
そうした環境を整えることがスタッフの幸福に、そして患者さんの安心や満足につながるものと考えています。
非常勤 医師
蒲池 正顕
Masaaki Kamachi
専門分野
麻酔 内科全般
経歴
- 関西医科大学 医学部卒業
- 市立堺病院
(現:堺市立総合医療センター)
初期研修 - 新古賀病院・古賀病院21 麻酔科
- 大津市民病院
救急診療科集中治療部 - 弓削メディカルクリニック
- 米原診療所所長
(弓削メディカルクリニック所属) - 2018年11月 姫野病院
資格
- 日本麻酔科学会認定専門医、
麻酔科標榜医 - 日本麻酔科学会認定 麻酔科指導医
- 日本プライマリ・ケア連合学会認定
専門医・指導医 - 日本医師会認定産業医
- 日本在宅医学会
認定専門医・指導医
非常勤 歯科医師
合島 怜央奈
Reona Aijima
専門分野
歯科口腔外科全般
経歴
- 九州大学歯学部歯学科 卒業
- 佐賀大学医学部附属病院 講師
資格
- 歯科医師臨床研修指導歯科医
- 日本口腔科学会認定医
- 日本口腔外科学会専門医
- 日本がん治療認定医機構がん治療
認定医 - 日本口腔腫瘍学会口腔がん専門医
(口腔がん指導医)